『十字路に建つスキップハウス』の、セルローズファイバー吹込み断熱工事の2日目。
>>セルローズファイバー吹込み断熱工事 初日 >>関連ブログ2013.10.23 セルローズファイバー 十字路に建つスキップハウス >(株)マツナガ MSグリーンファイバー
吹込み断熱工事の2日目は、セルローズファイバーの吹込みです。沈下防止用の麻を入れたセルローズファイバー(マツナガ)の袋が1階に搬入されています。この住宅では、屋根は厚さ185mm、外壁は厚さ120mm、バルコニー下や駐車場の天井は厚さ140mm、60kg/m3の密度で、約267m2の面積に吹込みます。
圧送機の左右のバケットに入れたセルローズファイバーが、掃除機のホースをひと回り大きくしたようなパイプを通して、1階から上の階の吹込み場所に圧送されていきます。
上の階では2人の作業員が、それぞれホースの先に付いた透明パイプをシートに開けた穴に突っ込み、天井や壁の中にセルローズファイバーを吹込んでいきます。かなりホコリっぽいので、防塵マスクをつけての作業です。
隙間なく隅々まで吹込むには、1〜1.2mぐらいの間隔で穴を開けます。外壁で、一区画(間柱間455)を吹込むために上中下の3カ所ぐらいです。
吹込み断熱工法は触ると柔らかいイメージがありますが、実際はには、かなりの圧力で吹込まれた60kg/m3の密度のセルローズファイバーは、さわってもフワフワ感はありません。
吹込み終わったシートは中央が膨らんでいて、 作業で開けた穴はシートで塞がれています。 セルローズファイバー吹込み作業には2日かかり、明日は全体に散らばったホコリを掃除機で取り除いて清掃し、完了となります。
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